カウンセリング

カウンセリングについてのいろは

そもそもカウンセリングとは?

カウンセリングとは、主に言葉を用い、対話や会話を通して困っている事や、悩んでいる事を解決していくという事です。
人によって困っている事や悩んでいる事は違いますが、現代社会においてものは
・人間関係
・家族(家庭関係)
・職場環境
・心の病気
・社会、学校適応関係
・恋愛関係
が多いと言われています。
これらの事柄において、自分が困ったり、悩んでいることを解決する手段の一つとしてカウンセリングがあるという事を覚えてもらいたいです。

カウンセリングは誰がするの?

カウンセリングを行う人のことを「カウンセラー」と呼びます。
カウンセラーは職種名なので、医師ではありません。
特別必要な資格もないです。
しかし、特別な訓練を受け、様々な知識を得なくてはなりません。
プロのカウンセラーとして活動している人は何らかの心理資格を取得していることがほとんどです。
カウンセラー(心理カウンセラー)が行えるものは
・カウンセリング
・心理療法
です。
実生活や日常的問題などの比較的軽度な問題はカウンセラーと対話をすることにより解決に繋がることが多いです。
しかし、精神疾患(精神病)を患ってしまうような重度な症状の方は、場合によっては投薬による治療等も必要となるので専門の医師による診察を受けましょう。

カウンセラーとは?

カウンセラーは相談者の話をよく聞くだけでなく、共感したり要約したり示唆を行います。
前述しましたが、カウンセラーは様々な知識を得ています。
・心理学
・臨床心理学
・精神分析学
・学習理論
・認知理論
・異常心理学
・精神病理学
など、学術的な知見を基礎とし、それらを臨床的に応用しています。
難しいことを書きましたが、
「悩んでいる人の話を親身に聞いて、一緒に悩みを解決するための手助けをしてくれる良き助言者」
となってくれる、そんな存在がカウンセラーです。

良く聞く「心理療法」や「精神療法」とカウンセリングの違いは?

大きく言えば、カウンセリング、心理療法、精神療法に違いはありません。
しかし、あえて違った意味で「心理療法」や「精神療法」を使用する場合もあります。
心理療法・・・カウンセリングよりも心の深い水準に焦点を当てる技法 という意味で使われる場合もあります。
心理学者や臨床心理士といった「心理」が行う場合は、こういった意味で使用されます。
精神療法・・・心理療法よりもさらに深い心の水準に焦点を当てる技法 という意味で使われる場合もあります。
精神科医などの意思が行う場合は、こういった意味で使用されます。
これらの言葉はよく聞く言葉ではありますが、実際に意味を知らないという方がほとんどです。
会話や文章の前後でのニュアンスなどで、どういった意味で使われているのかくみ取れると良いですね!